抜け毛・薄毛にお悩みの場合のシャンプーの選び方
単にシャンプー選びといっても選ぶ基準というのは色々考えられます。
ある人のシャンプー選びの基準は「良い香りかどうか」だったり、
別の人の場合は「シャンプー後の髪の状態が良いかどうか」だったりします。
目的によって選び方が変わりますので、ここでは男女問わず抜け毛や薄毛の悩みを抱えている方のためのシャンプーの選び方についてご紹介します。
硫酸系の洗浄成分は避ける
多くのシャンプーを紹介しているサイトなどでも言われていることですが、シャンプーで禿げるというイメージにつながったであろう要因は一昔前にほとんどの市販シャンプーに使われていた「ラウリル硫酸Na」という洗浄成分です。
このラウリル硫酸Naが多くのシャンプーに使われていた理由としては
①原料の値段が安い
②泡立ちが良い
③皮脂汚れをバッチリ落とす
といった安いうえに使用感が良く機能性にも優れている点が挙げられます。
そもそもシャンプーを使う理由は皮脂汚れを落とすためです。
もし皮脂というものがなければ、シャンプーを使わなくてもシャワーで洗うだけで髪や頭皮についた汚れを落とすことができます。
ですが、水に溶けない皮脂という油が存在するがゆえにシャンプーを使って皮脂汚れを落とします。
ですが、皮脂もただ落とせば良いというわけではありません。
どうして皮脂というものが存在するかというと、必要だからです。
お肌は水分を保てるように作られていますが、お肌の状態によっては水分が失われてしまいます。
そこで水分が失われることを防ぐために皮脂という油でお肌にフタをします。
つまり、皮脂が尽き果てるまで落とせば良いというわけでなく、
一日の中で分泌された皮脂で酸化して皮脂汚れとなっているものが落とせれば良いわけです。
ラウリル硫酸Naの場合、皮脂汚れを落とす力が優れていますが、優れ過ぎていて過剰に落としてしまいます。
そうなると頭皮の皮脂がなくなり、頭皮が乾燥しやすくなってしまいますので良くありません。
しかもラウリル硫酸Naは髪や頭皮への刺激も強いとされています。
ラウリル硫酸Na以外の洗浄成分で髪や頭皮にもやさしく、脱脂力も適度な成分は色々とありますので、特に抜け毛や薄毛でお悩みの方は頭皮環境が悪化している可能性が高い為、ラウリル硫酸Naが洗浄成分として使われているシャンプーは避けておいた方が良いでしょう。
育毛に役立つ成分がプラスされていると良い
頭皮の状態に影響を与える要因は何があるでしょうか?
シャンプーは頭皮環境悪化の要因の一つに過ぎません。
挙げだすとキリがありませんが、
まず、食生活、そして睡眠の質、ストレス、頭皮の血行などがあります。
例えば、髪や皮膚はたんぱく質でできていますので、全くたんぱく質を摂らないような生活をしていれば皮膚を生成する際の栄養が不足して良い状態にはなりません。
睡眠不足やストレスも健やかなお肌作りの妨げになります。
また、普段頭皮を動かすことってあまりないかと思いますが、栄養というものは血液に乗って運ばれてきますので、頭皮の血行がよくないと栄養がちゃんと運ばれてきません。
こういった日々の生活習慣などの髪や頭皮への影響は思っている以上に大きく、シャンプーの影響力の比ではなかったりします。
頭皮環境を整えるにはまずは生活習慣の見直しは必須です。
そのうえでシャンプー選びにこだわっていくわけですが、
まずは先ほどお伝えしたようにラウリル硫酸Naのような硫酸系洗浄成分は避けた方が良いです。
そして頭皮の潤いを守るために保湿成分も配合されている方がいいのですが、
保湿成分はどんなシャンプーでも多かれ少なかれ配合されていますので、保湿成分よりも、よく育毛成分とも言われたりする「センブリエキス」や生姜由来の「ショウキョウエキス」、高麗人参由来の「オタネニンジン根エキス」といった成分が配合されているシャンプーがおすすめです。
あとはシャンプー時に頭皮をマッサージするように洗うなどひと工夫されるとより良いでしょう。
まとめますと、
抜け毛や薄毛でお悩みの場合には硫酸系洗浄成分を使っておらず、育毛成分が配合されているシャンプーがおすすめ!っということになります。
シャンプー選びの参考にしてみてください。
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